こんにちは!東京クライマー不動産です!
杉並区の街角で、黄色いボディに愛くるしいキャラクターが描かれた小さなバスを見かけない日はありません。杉並区南北バス、通称「すぎ丸」。
2025年、すぎ丸は開通から25周年という大きな節目を迎えました。
今でこそ当たり前のように走っているすぎ丸ですが、その誕生には地域の切実な願いと、多くの工夫が詰まっています。すぎ丸の歩みを、感謝を込めて振り返ってみたいと思います。
Contents
すぎ丸誕生の軌跡|南北の「壁」を壊した小さなバスの挑戦
すぎ丸が産声を上げたのは、2000年11月のことでした。当時の杉並区には大きな課題がありました。
東西方向(新宿・吉祥寺方面)には中央線や京王線が走っており、移動がスムーズな反面、「南北方向の移動」が極めて困難だったのです。
特に阿佐ヶ谷から浜田山方面へ抜ける道は、公共交通機関が手薄で、高齢者や子育て世代にとっては「近くて遠い場所」でした。
そこで誕生したのが、コミュニティバス「すぎ丸」です。
大型バスが入っていけない狭い路地を通り、細かく停留所を設ける。この設計が、開通直後から爆発的な人気を呼びました。
愛される3つのルート|阿佐ヶ谷・浜田山・下高井戸を繋ぐ絆
すぎ丸には、現在3つの個性豊かな路線があります。
1. けやき路線(阿佐ケ谷駅〜浜田山駅)
記念すべき第一号路線です。JR中央線と京王井の頭線を垂直に結び、区役所や病院、商店街を通るこのルートは、すぎ丸の代名詞。中杉通りのケヤキ並木を駆け抜ける姿は、まさに杉並の風物詩です。
2. さくら路線(浜田山駅〜下高井戸駅)
2004年に開通した、住宅街の細道を網羅するルート。
駅間の移動だけでなく、近所への買い物や通院など、生活に密着した足として定着しました。
3. かえで路線(西荻窪駅〜久我山駅)
2008年に登場。西荻のカルチャーと久我山の落ち着いた雰囲気を繋ぎます。
これにより、杉並区の南北移動は劇的に改善されました。
なぜこんなに愛される?「すぎ丸」5つの魅力
すぎ丸が25年もの間、支持され続けてきたのには理由があります。
- 大人100円の安心価格
開通当時から続く「ワンコイン(100円)」という設定。
財布に優しく、子供からお年寄りまで気軽に利用できるハードルの低さが最大の魅力です。 - 狭い路地もスイスイ
住宅街のど真ん中にバス停がある便利さ。
大きなバスでは通れない道を、コンパクトな車体で器用に進む姿には安心感を覚えます。 - 愛らしいデザイン
黄色の車体に描かれたオリジナルキャラクター「すぎ丸」。
街で見かけるだけで少し明るい気持ちになれる、癒やし系のルックスです。 - 運転士さんの温かさ
コミュニティバスならではの距離感。
乗降時の優しい声掛けなど、地域コミュニティの一員としての温もりが感じられます。 - 高い定時性と本数
5分間隔(けやき路線)という、計算しやすい運行スケジュール。
待ち時間が少ないことが、日常使いを容易にしています。
25周年を祝う地域の声と、これからのすぎ丸
「すぎ丸ができてから、阿佐ヶ谷のパールセンターにお買い物に行くのが楽になった」「子供が小さい頃、すぎ丸に乗るのが楽しみだった」……街を歩けば、すぎ丸への感謝の声が溢れています。
25周年を迎えるにあたり、車内での特別アナウンスや記念グッズの展開など、地域一体となったお祝いムードが広がっています。これからの25年、自動運転技術の導入やバリアフリーのさらなる進化など、すぎ丸も時代とともに形を変えていくかもしれません。
しかし、「地域の足」として寄り添うその精神は、変わることはないでしょう。
まとめ|これからも、私たちの街を走り続けて。
すぎ丸が走り始めて25年。あの黄色いバスは、杉並に住む人々の「笑顔」と「思い出」を運んできました。
開通25周年という佳き日に、あらためて感謝を伝えたいと思います。
これからも杉並区の住民を支えていって欲しいですね!
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