こんにちは!東京クライマー不動産です!

都内を運転する時の渋滞は大変ですよね。。。
「環七を抜けて渋谷方面へ向かう時の、渋滞がなければ、もっと生活が楽なのに…」と、車を運転される方なら誰もが一度は思ったことがあるでしょう。
特に、杉並区や世田谷区といった城西エリアにお住まいの方にとって、渋谷方面へのアクセスは、日々の生活の質に直結する大きな問題です。

そんな中、私たちの生活に朗報となるニュースが飛び込んできました!
渋谷区から杉並区の主要エリアを結ぶ最短ルートとして知られる「井の頭通り」(放射第23号線)で、長年の課題であった交通のボトルネックが解消されつつあるのです。

今回の整備で、井の頭通りがどのようにスムーズに、そして安全に生まれ変わったのか。
そして、「開かずの踏切」の解消を含めた、今後の整備計画が私たちの暮らしにどのような影響をもたらすのかをご紹介します!


井の頭通り(放射第23号線)は、東京都心部と城西エリアを結ぶ重要な都市計画道路です。

  • ルート
    港区青山を起点とし、渋谷区、世田谷区を経て、杉並区松庵1丁目に至る延長約12kmの道路です。

  • 役割
    表参道方面から代々木上原、環七通りを通り、永福町を経由して京王井の頭線沿いを吉祥寺の手前まで結んでいます。渋谷区から杉並区までのアクセスにおいて、ほぼ直線的な線形を持つ最短ルートとなっています。

東京都は2025年11月19日、これまで暫定的に2車線で運用されていた区間(世田谷区北沢の一部)について、4車線交通を開放しました。

  • 整備の効果
    工事のために暫定2車線だった頃は、前後の4車線区間の交通が流れ込むことで局所的な渋滞が発生し、ボトルネックとなっていました。今回、道路幅が25mに大幅に拡張され、中央分離帯や広い歩道も整備されたことで、交通の円滑化と渋滞緩和が期待されています。

  • 利便性の向上
    この整備により、環七通りから原宿方面へ抜ける車や、大山交差点周辺からの交通の流れが改善され、生活と物流の両面から使い勝手の良い道路に生まれ変わりました。

今回の整備後も、井の頭通りはさらなる改善が予定されており、長年の強烈な渋滞ポイントの解消が見込まれています。

  • クランク形状の解消と踏切の立体交差
    現在、環七の大原2丁目交差点から国道20号に接続する松原交差点までの区間は、東京都水道局の施設を避けるためにクランク形状(S字カーブ)となっており、道幅も狭く、さらには京王線の「開かずの踏切」が重なり、強烈な渋滞ポイントとなっています。
  • 京王線の高架化
    この踏切問題は、京王線の高架化事業が予定されていることで根本的に解消される見込みです。道路と鉄道が立体交差になることで、渋谷区から杉並区へのアクセスは将来的に大幅に改善されることになります。

この一連の整備により、井の頭通りはさらに便利で安全な幹線道路へと進化を遂げるでしょう。


私たち東京クライマー不動産は、将来を見据えた不動産の売却を専門としています。
世帯構造の変化や市場の動向を読み解き、お客様一人ひとりのライフプランに合わせた最適な売買プランをご提案します。どうぞ、お気軽にご相談ください。


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