こんにちは！東京クライマー不動産です！
日本では今、「空き家問題」という構造的な課題に直面しています。
今後は首都圏にも大量の相続時代が到来し、さらなる空き家の増加が予測されています。
今回は、空き家問題の「現状」と日本の「近未来」についてご紹介します！
止まらない空き家増加の現状と予測
空き家問題は、地方の問題ではなく、都心近郊でも深刻化しています。
今後、相続によって市場に放出される物件が増えることで、管理が行き届かない空き家が増加し、地域のスラム化が懸念されています。
現状、全国では約7軒に1軒が空き家という状況です。こうした空き家は、老朽化による倒壊や火災リスクが高まるほか、ゴミの不法投棄など、治安悪化の要因になりかねません。
不動産投資ブームが市場にもたらす影響
現在、多くの個人投資家が不動産市場に参入しています。
富裕層を中心に東京や大阪ではマンション投資が活発です。
また、多額のローンを組んでアパートなどに投資する層も増えています。
東京や大阪のタワーマンションなどに投資する層は、外国人と考えがちですが、節税対策や値上がり期待から地方の富裕層も積極的に購入しています。
しかし、投資額に対して十分な利回りを得るには現在のマンション価格は高すぎると言わざるを得ません。その結果、賃貸に出されずに空き住戸として放置される物件が増加しています。
外国人投資家が購入したマンションも、賃貸に出さなければ空き住戸にカウントされます。
「価値が下がらない街」に共通する大きな特徴
将来的に空き家が増える時代において、ご所有の不動産価値を維持できる街には明確な特徴があります。
【価値が維持される街の条件】
- 実需（住みたい人）が強い
投資目的の購入者だけでなく、「住みたい」という強い生活ニーズを持つファミリー層や単身者が継続的に流入する街であることが重要です。これは、交通利便性が極めて高い始発駅や、優秀な学校区など、確固たる魅力があることを意味します。 - 管理意識が高い
地域住民や自治体が、景観や治安の維持に積極的に取り組んでいることも条件です。空き家に対する監視や管理が徹底されている地域は、外部からの評価が高く維持されます。 - 「供給過多」にならない
新築マンションの乱立など、住宅の供給が過剰にならず、地域の需要とバランスが取れていることも、価格安定の重要な要因です。
空き家問題が避けられない未来において、ご所有の不動産の価値を守るためには、「需要が途切れない場所」を選ぶことが何よりも重要です。
私たち東京クライマー不動産は、この厳しい市場の中で、お客様の資産を守り、活かすための最適な売却をご提案します。
私たち東京クライマー不動産は、将来を見据えた不動産の売却を専門としています。
世帯構造の変化や市場の動向を読み解き、お客様一人ひとりのライフプランに合わせた最適な売買プランをご提案します。どうぞ、お気軽にご相談ください。
＜ 関連記事 ＞
