杉並区にお住まいの皆様、こんにちは!
11月も中旬、とても冷え込むようになりましたね。
寒さで体が縮こまりがちな時期ですが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
今回は地域の特別な場所をご紹介します。
普段、何気なく見上げる清掃工場の高い煙突。
その足元に、地域住民の暮らしを豊かにする「場所」が広がっているのをご存知でしょうか?
先日、清掃工場周辺を散歩していたところ、美しいバラの花壇と、ある案内板を見つけました。
清掃工場といえば、あまり良いイメージのない方もいらっしゃるかも知れませんが、
この杉並清掃工場のおかげで地域の住民たちは、非常に大きなメリットを享受されています。

1. 煙突の足元で見つけた「平和のシンボル」
広場の一角で目にしたのは、とても美しい濃い赤のバラでした。
傍らに立てられた案内板を見ると、このバラが「アンネ・フランクのバラ」であると分かりました。
歴史は古く、昭和49年、『アンネの日記』に学んだ区立高井戸中学校の生徒たちとアンネの父オットー・フランク氏との交流がきっかけとなり、昭和51年に3株の苗木が寄贈されたとのことです。
清掃工場という実務的な施設の敷地内に、平和のシンボルが大切に育てられていることに、地域の文化的な深さを感じました。

2. 地域の活力を生む「熱」の循環
杉並清掃工場での焼却時の熱エネルギーを有効活用し、地域住民の生活に還元しています。
この熱を利用した足湯や温水プールなどの施設があり、寒い時期にも、地域の皆様が健康づくりやリフレッシュのために楽しんでいます。
さらに、敷地内の広場では、サッカーができたり、盆踊りなどのイベントが開催され、地域の子供たちや住民が集う「賑わいの場」となっています。
清掃工場があることで、周辺の区民の方々の活力が生まれている様子が、ひしひしと伝わってきます。
3. ワークスペースも完備!「なんでも活動できる場」
驚いたことに、この施設近くにワークスペースも設けられており、私もたまに仕事で利用させていただいています。
地域の住民が、自宅から離れて集中したい時や、オンライン会議をしたい時に気軽に利用できる環境が整っており、良いですね。
「アンネのバラ」のように歴史と平和を象徴する静かなスポットから、温水プールや広場といった活発な交流の場まで。杉並清掃工場は、私たちの暮らしを支えつつ、「なんでも活動できる場」を提供してくれている、地域の貴重な資産だと感じました。

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